al-c002: HDNG中のキリル文字・ギリシア文字は、規則が定められるまではALA-LC翻字形を使うことになっています

■ 「こんなメッセージが出るけど、実は正しいのだ」の例

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■ どういうときにこのメッセージが出るのか

ALのAHDNGに、キリル文字やギリシア文字が一文字でも含まれていると必ず表示されます。

例:

×
AL:Достоевский, Фёдор М., 1821-1881 <>

 正しくは
AL:Dostoyevsky, Fyodor M., 1821-1881 <>

(実際のドストエフスキーの著者名典拠レコードはこの例とは異なりますのでご注意を。 しかしSFが30個以上も並んだレコードは初めて見た)

■ 説明

「コーディングマニュアル(特殊文字・特殊言語資料に関する抜粋集) 4.1」 には、「ALA-LC翻字形を標目形とする」とあります。 特殊文字で書かれたものは、SFフィールドに参照形として記録します。

■ 参照

■ レコード修正手続

コーディングマニュアル 25.1 著者名典拠レコード(日本名)修正 修正事項一覧では、 「(5)誤って適用した目録規則に基づいた字種・字体の修正」 として、「Oe, Kenzaburo」を「大江, 健三郎」に修正した場合は 「センターに連絡し、修正注記を追加」とあります。 これと同様に考えると、少なくとも著者名リンクが形成されたALについては、 センターへの連絡等が必須となると思われるのですが、 著者名リンクが形成されていないALフィールドの場合はどうなるのでしょう...?
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Last updated: 2013/01/24