al-c004: 「〇〇」が生没年だとしたら、丸括弧に入れず「,△」の後に続けます [NCR2018]
NCR2018対応のチェックの作成が一通り終了するまで、
各チェック項目の説明ページ(まさに今ご覧になっているページです)の作成を省略させていただいています。ご了承ください。
■ 「こんなメッセージが出るけど、実は正しいのだ」の例
絶対あるはずですから、誰か教えて下さい。
■ どういうときにこのメッセージが出るのか
次のどちらかの場合に表示されます。
- ケース1
- 著者名典拠IDがあり、かつそれが「DB00314549」(NCR2018が導入された2024/10/31に最初に作成された著者名典拠データのID)よりも大きい
- HDNGに、「△(数字4桁-」が含まれる
- ケース2
- NCR2018書誌(=書誌のCRTDTが20241031以降)である
- 著者名典拠IDが設定されていない
- HDNGに、「△(数字4桁-」が含まれる
■ 説明
ALフィールドの「著者の典拠形アクセス・ポイント」に生没年が入る場合、その書き方は著者名リンクが形成されるかどうかによって異なります。
著者名リンクを形成する場合
- 編集している書誌がNCR2018/CAT2020どちらであるかに関係なく、著者名典拠データのCRTDTが2024/10/31以降の日本人名は「,△生年-」の形になります。
- 編集している書誌がNCR2018/CAT2020どちらであるかに関係なく、著者名典拠データのCRTDTが2024/10/30以前の日本人名は「,△(生年-)」の形になります。
著者名リンクを形成しない場合
- 編集している書誌がNCR2018書誌の場合は、日本人名も非日本人名も「,△生年-」の形で記録します。
- 編集している書誌がCAT2020書誌の場合は、日本人名については「,△(生年-)」の形で記録します。
■ 参照
■ データ修正手続
コーディングマニュアル 11.1 典拠データ修正 修正事項一覧 (NCR2018)
著者名典拠データのHDNGは「現在ある形を尊重する」が原則ですが、NCに問い合わせたところ「反町,△隆史△(1973-)」となっているものを
「反町,△隆史,△1973-」と書き換えるのは「(5) 誤って適用した目録規則に基づいた字種・字体の修正」に相当するので発見館が直して良いとのことです。
↓
修正可能。修正すべき事項を発見した館が独自に慎重に修正することが可能。
念のため。修正して良い著者名典拠データは、CRTDTが2024/10/31以降のものだけです。
書誌がNCR2018のものであっても、
そこからリンクされる日本人名典拠レコードの作成日が2024/10/30以前だったら生没年は丸括弧に入れた形でOKです。
■ 変更記録
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