note-c005: 書誌レコードの分割に関する注記は目録システム特有のものなので、一番先頭に記録します

■ 「こんなメッセージが出るけど、実は正しいのだ」の例

NOTE:記述は第3巻による
NOTE:ページ数の相違による第4巻の別書誌あり

コーディングマニュアルによると、類似書誌レコードとの相違による注記は記述の基盤についての注記より後に書く必要があるので、上のNOTEの順番は正しいです。 が、このようなレコードでもメッセージは表示されてしまいます。

■ どういうときにこのメッセージが出るのか

2番目以降のNOTEフィールドに「別書誌」の文字列があると必ず表示されてしまいます。

例:
×
NOTE:1997以降の責任表示: 朝日新聞社編
NOTE:2004以降は別書誌<BA12345678>

○正しくは
NOTE:2004以降は別書誌<BA12345678>
NOTE:1997以降の責任表示: 朝日新聞社編

■ 説明

注記にも記録する順番があります。コーディングマニュアルF2.2.7F2 (またはF4.2.7F2)では、「目録システム固有の注記は(注記の)冒頭に記録する」 とあります。

■ 参照

■ レコード修正手続

コーディングマニュアル NOTE

該当するものがありませんが、順番が移動するだけだから発見館が直してしまって良いと思われます。

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Last updated: 2007/01/19